2019/11/11
一般的に知られていると思いますが、「熊本名物」のひとつに馬肉料理があります。
特に「馬刺し」は最もメジャーな馬肉の食べ方です。
ところで、馬肉とうのはどういったものかご存知ですか?
なぜ熊本名物なの?
そもそも、なぜ熊本では馬肉を食べるようになったのかが疑問になると思います。
それは、熊本城主、加藤清正公が馬肉を食べていて、それが城下町熊本に広まったためといわれています。
馬肉のことは別名「桜肉」と呼んでいます。
なぜ、「桜肉」と呼ぶようになったかには諸説あります。
いまや、熊本は全国1位の馬肉生産地となるとともに、全国1位の馬肉消費地となっています。
馬肉の赤身が空気に触れると桜色になることや、馬肉の切り身が桜の花びらを連想させることからと考えられています。
食肉としての馬肉
馬自体は消化能力が低い動物です。食性もせまく、食用として飼育した場合は、牛や豚とくらべ生産コストが高くなります。
それになんといっても、馬肉は食用として一般的に認知されていません。
そのため、牛肉や豚肉、鶏肉と比較して流通量は極端に少なくなっています。
スーパーや肉屋さんで馬肉をさがしても、常時置いてあるところはあまり見かけません。
そのため、食用として育てられたもので、「馬刺し」として販売できる部位のお肉は、少しお高くなっております。
馬肉の特徴 高い栄養価なのに低カロリー
馬肉は、牛、豚、鶏などの一般的な食肉と比較すると、栄養価が高く、滋養強壮によく薬膳料理に好んで使われます。
これは、科学的なデータで裏付けされます。
まず、馬肉は低カロリーで低脂肪、低コレステロール、低飽和脂肪酸とヘルシーな食肉です。
それなのに、タンパク質が多いだけでなく、アミノ酸が豊富です。
ミネラル内のカルシウムは牛肉の3倍です。
鉄分はホウレンソウやヒジキより多く、豚肉の4倍、鶏肉の10倍が含まれています。
多種のビタミン類も豚肉の3倍、牛肉の20倍、ビタミンB12は牛肉の4倍、ビタミンAやビタミンEも多く含まれています。
そして、グリコーゲンは牛肉の3倍含まれています。
まとめ
馬肉は、食材としてとてもおいしいだけではありません。
高栄養価ながらも低カロリー、低コレステロールでとてもヘルシーな食材です。
もう少し安くて流通量が多いなら、毎日食べてほしいお肉なのです。
残念ながら、熊本県以外ではなかなか手に入りづらいのではないでしょうか?
当社では、全国に馬肉をお届けしています。
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